2012-09-03 ■ 詩 ただ空漠だけが流れて白く 拡散の中で戯れに没するを願うも 有得べき姿の追走に怯え 果たさねばならぬ務めに戸惑う 課せられた役務は白痴に重く 要らぬ要らぬ去ねよと響く 藻掻き悶えは一切の結果を生まず 以て塵芥なるは汝の責なりと苛む何一つ出来ぬは吾の咎なりて 一つでも果たさば彼の徳なり 詰り吾は空なれば吾も空言 在るが憎しと基督も言う 在れば憎し去ねば罪人 唯薄く伸して消行くを望む 後半ちょっと改善の余地あるか。