全てを貶めて尚
全てを否定して尚

無価値であり、負であるにしても尚

人生のほんの一瞬でも、ほんの一時でも
誰かの苦しみを和らげることができたなら

私の人生だって、無駄ではないだろう。

私以外なら、もっと幸せだったか?
それは分からない。そうかもしれない。そうでないかもしれない。

しかし、孤独という絶望から、救うことができたならば

その痛みを知る私は思うのだ。

それは確かに、無駄ではないだろう。