人は変わるもの、でも変わらないでいて欲しい。

mixiで、中学校時代の友人を見つけた。ハンドルが昔と同じで背景情報が同じだったので、同一人物と決め付けただけだけど。
連絡が取れなかったので、メッセージを送っておいた。
でも、日記を見ると、自分なんかよりよっぼと成功している。
一流企業に勤めているとか、正式に結婚待ち状態とか、そういうことではない。
趣味をきっちりとこなしているし、非常に楽しそうだ。
何より、親との関係が(表面的には)うまくいっているように見える。
それに引き換え、自分の体たらくはなんだろう。
親と対話できていない。
親の期待に応えられていない。
そして、それを裏切るなら、せめてものことしなければならないように、親を納得させられていない。
そう、一種の僻みを覚えると共に、情けない自分に叱咤したくなる。

でも、あいつは、いつの時代も、沢山の友人に囲まれている(本当は、そんなこともないだろうし、沢山苦労もしているだろう)。
もっと、あいつみたいに、がんばらないとな。
もう自分のことなど忘れられているかもしれない。
でも、いいだろう。
あいつは、自分の知っているあいつのまま、ちょっと抜けているけど心優しい人でいてほしい。
これは自分のわがまま。
人は変わるもの、でも変わらないでいて欲しい。
この世の中、世知辛すぎるし、酷い奴が多すぎる。
世の中には、あいつみたいな、素晴らしい人間が必要だから。