7_シェイデンハルの推薦状
シーフといえば魔法。MAHOU。
苗木を持つだけで風景にまぎれられるカメレオン能力!
サルみたいな顔をしているのに純情な少女の心を盗める話術!
大盗賊はきっと魔法が使えるに違いない! というわけでレッツ魔法。
ところでオブリの世界では、基本的には素養があって練習さえすれば誰でも魔法が使えます。
ただ、魔法を専門に研究する魔術ギルドに入会すると、魔法使いの人当たりが良くなるため(!!)
魔法が安く購入できます。
また、シロディールの魔術師ギルド長全ての推薦を受けると秘術大学に入学でき、
秘術大学生になると自分で魔法が作れたり、自分でマジックアイテムが作れたりします。
これで君もセルフチーター!
え? どうせバランス調整されてるんだろうって?!
フフフ甘いよ明智君。
どう甘いかは下の章段でどうぞ。
で、そんな恩恵を得るべく、highlandessはまず魔術師ギルドに入会し、各ギルド長の推薦を受けて回ることに。
といっても行ったことのある街は少ないので、最初に立ち寄った町、シェイデンハルの魔術師ギルドに行ってみます。
ここのギルドマスターはファルカーという人の模様。
「こんにちはー。ギルド員募集の告知見ました―。」
ファルカー「なんだねキミは。土木工事作業員の募集じゃないんだよ?」
なんというか割と的を射たこと言われて腹立つんですけどっ!(←腕力50,知力40)
ファルカー「まぁ、加入だけならタダだからね。せいぜいがんばりなさい。」
ここのギルドマスターはなんか高圧的でムカつく奴です。
なんか悪いうわさでもないかと聞きこみをしますが、魔術師ギルドで最近死霊術禁止されてやりづらいわ、とかそんな話しかしてくれません。むむ。
ところで大学の推薦状欲しいんですけど。
ファルカー「じゃあ雑用で悪いんだが、アホが井戸に"重荷の指輪"を投げこんだんで取ってきてくれ」
ファルカーの提示する話はなんだかえらく簡単。まぁ、簡単なら言うことないわさ。
鍵はディーサンが持っているはずだというので、アルゴニアンのディーサンのところに移動して話を聞きます。
ディーサン「ファルカーはあんたを殺すつもりだ。前に同じ課題をやろうとした新人が行方不明になった」
なんですと。確かに、井戸に「重荷の指輪」ってのが入ってるとしたら、拾った瞬間荷重過多で溺れそうな気もするな。
ディーサン「この鍵と、水中呼吸と過重軽減の魔法をあげるから、なんとかがんばれ。」
おおっと、課題を止めさせてくれるのかと思ったら正面から突破しろと来たか。
問題の井戸ですが、魔術師ギルドの裏の目立たない路地にありました。
これは、中で誰か死んでても分からないな…
ともかく、井戸の中に潜ってみることにします。
…
暗くてよくわからない!
慌てて光の魔法を使用します。これでなんとか光源は確保…
…
息が続かない…!
慌てて水中呼吸の魔法を…
呪文レベルが足りねー!
(特定系統の強力な魔法を使うには、一定のスキルランクが必要)
このままでは溺れ死んでしまうので早く地上に…
暗すぎて出口が分からない!
がぼっ!…ごぼがぼっ!
なんとか地上に這い上がるものの、残りHP3でした。数年前に他界したお爺ちゃんが手を振ってたよ…
こりゃあまずいと一旦下着以外の装備をすべて収納し、光魔法を唱え、軽羽のポーションを飲んでから井戸の中へ。
準備を万端にしながらもさくさくと井戸の中を探すと、井戸の底に不自然に沈んだ遺体が見つかります。
遺体の手をこじ開けるとそこには指輪が一つ…手に取るとすさまじい重量です。
重量値150…重戦士のフル装備に相当します。こりゃ、魔術師が持ったら上がってこれない。
取ってきたぜここかバーン! とギルドの扉を開けるも、ファルカーの姿が見つからず。
ディーサンに声をかけてみます。何かあったの?
ディーサン「あー。"お前のやってること全部ばらすぞ"っ言ったら切れて出て行った。」
ガッデム! 推薦状は?
ディーサン「知らねー。というかうちのボスは何をやってたの?」
知らなかったんかい!
推薦状がないと困るので、ファルカーの部屋に行って都合よくサインした推薦状がないか探します。すると…
ねんがんの ブラックソウルジェム を てにいれたぞ
説明しよう! ブラックソウルジェムとは(以下略)でとっても悪いやつが持っているアイテムなんだ!
持ってるだけで悪らしいので、ディーサンに報告すると、ディーサンが代わりに推薦状を書いてくれることになりました。
曰く、ファルカーは死霊術をギルド規約を破って研究していて、ブラックソウルジェムを持っていたのがその証拠だ、ということ。
それを突き止めたhighlandessなら推薦するにふさわしい、ということです。
ともあれ、シェインデンハルの魔術師ギルドの推薦状は獲得。
しかしこれ、裏で全部ディーサンが操ってたとしたらすごい極悪人だよなコレ…。
