で、先輩の見舞い。
顔が青白く、点滴を打たれる姿は痛々しい。部屋に入るとナースコールで看護婦を呼んで痛み止めを打ってもらっていた。彼は重々しい口を開けると、こう言った。
「誕生日プレゼントは?」
俺は答えた。
「ぬかりなく。こんなものを用意いたしました。」
「(先輩、固まる)」

「あ、これ頼まれてた鋼の錬金術師8巻とバンプのCDです。(ガサゴソ)」
と、まぁ、軽いジャブの後にブツを渡したわけですが、直後に別の先輩登場。
「おーい。見舞いに鋼の錬金術師1巻から8巻まで持ってきてやったぞー。」
「…お前ら、事前にネタ合わせしてから入ってきただろ?(してません)」