水曜日はフェンシングの日。
今日から電気のコードをつけて試合の形式です。
CONTRE ATTAQUEという妙な点の勝ち方が多いです。
フェンシングでは「最初の一撃」を入れた側が勝者とされ(決闘のルール)
かつ、防御を重視するために優先権というルールが存在します。
これは相手の剣を抑えた側にのみ最初の一撃を許可するというルールで
相討ちという悲劇を防ぐための練習用に開発されたルールではないかと思います。
このルールのため、攻撃を受けたら即座に受けを行い、攻撃の優先権を獲得してから反撃(palarde riposte)という勝ち方が多い。まぁ、受けられないようにフェイントかましたり、電光石火の一撃で突きに行ってもいいんですが、そうそううまくはいかないので、相手がバランスを崩した攻撃直後が狙いやすい。
ところが、自分の場合はまず攻めてこられた時に優先権を取らずにカウンターで一本を取る勝ち方。目のよさと反射神経だけで取ってます。
しかし、防御技術の熟達した人間にとってこれほどおいしい的はないようなんですね。
突きに行くとき、一応普通の受けであればすかして再度突きに行くつもりで突いてるのですが、いつも負ける人は剣道の有段者。
中段の構えから払い受けをします。相手の剣を払いながら下に落とす。
こうされると、そのまま突きに行っても無効面の脚にしかいきません。よって、自分とこの人の試合では無効中断がやたら多い。「Halte!(待て)」が1本取るまでに5回ほど宣言されます。
飛び込んだ時に反射的に有効面を突かれたり、逃げ遅れたところを踏み込んで突かれたりですぐ負けます。
どうにか勝つ方法はないかなァ…