D&D

 シナリオを二本やりました。
 まず一本目、「秩序」。幾つもの擬似次元界を回り、新たなる秩序が形作られていく様を見つめ、新たなる秩序の「報告者」となるシナリオでした。もう少しシナリオを練りこむ時間があれば、いいシナリオになったかもしれません。
 予想外だったのは、ルール的部分をカバーする第一階層の迷宮で4時間も取ってしまったこと。うちのパーティーはどうやら、何か怪しいものがあれば調べてみる兆候はあるけれど、明らかに危険なところは後回しにし、しかし全てのところを回ってから、次の階層に進む前にそこも調べてみる、という進み方をするようです。結局、第二階層への入り口は開始2時間で発見できていたにも関わらず、進むのが遅れてしまいました。
 第二階層自体もクリアに相当時間がかかっています。そもそも戦闘そのものも、消耗するだけで勝ちが明らかな対パラエレメンタル戦はオートで済ましてますし、呪文が足りない場合は安全を確保しているのをいいことに何度も寝なおします。危うくベースキャンプの町が追手に潰されるところでした。第二階層を突破した時点で手に負えないと分かったPC達が一旦町に帰還したため、それだけは回避していました。
 第三階層は最も幻想的なシーンを演出するつもりでしたが、時間の関係上全て端折りました。これを全てやると、終了は夜10時になっていたでしょう。
 そして、「新たなる秩序」を垣間見たPC達は変質を起こした、という時点でシナリオを終了しました。まぁ、わりあいと好評だったので、ここは胸をなでおろすところ。
 二本目は「殺害」の予定でしたが、プレイした後では「疾病」に切り替えた方がいいかも、という気がしました。一応、シナリオ中に出てくる二つの「病」に関連しています。まぁ、三つ目の病「フレンジー病」が炸裂したシナリオでしたが。
 で、裏ボスのワイバーンが2ラウンドで倒されました。問題だったのは、折角アクオシマティック・ギガントワイバーンを用意していたのに、通常のワイバーンとデータをあちこち間違えていたこと。色々シナリオの都合もあって幾つかデータを書き散らしていたのが仇になりました。「混沌を討つ一撃」とダメージダイスの上昇した毒針があれば、もうちょっと苦戦させられていたかもしれません。無念。