久しぶりに炎上記事だぞワッショイ。
明徳義塾のナイフ事件について、ひことこ。
あのくらいの年の高校生で、人を殺したいと思ったり、世の中に絶望したり、暗い言葉を吐き出し続ける、というのは、わりがちあることなんじゃないでしょうか。
自分自身が、かなり人生に絶望して、閉塞感に追い込まれて、どうしようもない状態だったので、そんなに責める気になれないというのがあります。
知り合いがいて、相談する機会があったから何とかなりましたが。
苦痛を溜め込んでしまうむタイプの人は多かれ少なかれ絶対にいます。ですから、こういった事件は別に特別なことではないと思うのです。
何が問題かというと、学校にナイフを持っていったこととかですかね。
前の、動脈カッター事件の時は、カッターという身近にあるもので犯行が行われました。ああいうのは衝動的なものですし、仕方なかったというのもあるでしょう(首カッター事件についてはまた今度コメントしましょうか)。
生徒が犯行を起こす可能性があることを見越して、そういう刃物の所持に関して厳しく呼びかけるだけでも、ある程度は効果があると、自分は思うのですけれどもね。
危険なことをしてはいけません、という通り一遍の話と、ナイフなどを持ってこないように、という話とは注意喚起の度合いが違いますから。
尚、HPを持って罪悪感と戦っていた様を演出していたことについて、芝居くさいとか、自己正当化行為だとか叩かれていますが、そうやって叩く人は、一度も自己正当化の行為をしたことがない人なんでしょうかね? そういった自己正当化のための立ち返りは人として絶対に必要なことで、彼がまだ己自身を裁判にかける(justifyする)程度の理性を残していたことに言及するべきではないかと、自分は思うんですけれどもねぇ。