例えばこんなカオスフレアを。

GM「まだだ、まだ死なん! 「暗黒の太陽」の効果で、まだ後一撃の攻撃には耐えられる…『この絶望がッ! 貴様らに分かるか…ッ!』」
執行者「行け…俺のフレアは全て譲る…!」
光翼騎士「もう一度、俺達に希望をくれ…!」
星詠み「これが最後のチャンスよ、行って…!」
GM「『来い! 貴様らの全てを否定して、俺が勝つ!!』」
聖騎士「…みんな、ごめん。(GMに紙を渡す)」
GM「(受け取ってしばし考える)どうした聖騎士!! 俺を倒すんじゃなかったのか?!」
聖騎士「…アイツは、ボク自身だ。ボクは、あいつを切れない。」
執行者・星詠み・光翼騎士「「「聖騎士…!」」」
GM「馬鹿な! お前に俺が何をしたのか、分かっているのか?!」
執行者「アイツがお前の大切なものをどれだけ奪っていったか、思い出すんだ!」
光翼騎士「アイツを倒して、俺達の宇宙を守るんだ! それが、俺達の使命だ!」
星詠み「聖騎士…」
聖騎士「だって…アンタはもう、これだけ傷ついたじゃないか!!」
GM「『!!!』」
聖騎士「アンタ、自分が許せなかったんだろう? だれかに裁いて欲しかったんだろう? 自分で言ってたじゃないか…アンタは、ボクと同じだ。世界に絶望していた。ボクもそうだった…」
GM「『…』」
聖騎士「ボクには仲間がいた…だから、ここまで来れた…でも、アンタはずっとひとりぼっちだった…」
GM「『…知った風な口を…ッ!!』」
聖騎士「…アンタのプロミネンス、とても悲しいよ。自分を傷つけて、搾り出しているような…分かるんだよ。」
GM「『黙れ、黙らんと…』」
聖騎士「もう苦しむのは、充分じゃないか。アンタはもう充分苦しんだよ。自分を許してやりなよ…みんなごめん。[根源]判定でフレアを全部使っていいかな? 達成値は、32!!」
GM「『貴様、俺を、俺をなんだと…』」
聖騎士「だって…アンタのプロミネンス…違うよ。アンタのフレアは、今にも消えそうじゃないか…」
GM「『…』振り上げた手を落として、膝を地に着いて、うなだれます。」
聖騎士「…もう、命もないんだろう? そんなに、苦しまなくても、いいじゃないか…」
GM「『…』手を地面に落として、嗚咽と共に泣き始めます。」

この後で粛清されそうだな、このダスクフレア(笑)
ちなみに、この戦闘の流れ、「深淵」というゲームでやったことがあります(笑) 厨臭ェ(笑)
絶対悪を演じきれるGMって、そうそういないものなぁ…