アスファルトを掘り返して青い麦の種を撒こう

「普段の生活に満足している人はものを書かない。
書かないと治らない何かがある人は書くしかない」
そういう人を見つけるのが編集者だという。
編集者が作家の返り血を浴びずに本は作れない、と
見城徹の本に書いてあった。

本当にそう思う。
満ちたり足りた生活は、鬼を筆にこめる、全てを食らい尽くそうとする貪欲さを失わせる。