ホワイトカラーエグゼンプション

問題はどこまでが「ホワイトカラー」かというところ。
どこの会社とは言いませんが、自分の業界では結構、土日祝日なしで勤務し、24時間労働はざらという人がいます。
「残業代もらってんだろう」という揶揄が飛びますが
そんなもんないです。
なぜなら、残業代が出るということはそれだけ儲かっていることの証です。
残業代が出て仕事できるというのは、もう商品が売れて売れてしかたなくネコの手も借りたいから、金を使って夜に仕事して、回収分を割り増しする、ということでする
それだけ儲かっている仕事って、一体何でしょうね。

少ないとは思いますが、業界の中には自分の時間単価と働ける時間数が既定されているところもあります。
例えばこういう話です。

「今月の労働可能時間は150時間です。」
「納期に間に合わせるための必要時間は250時間です。」
「あとの100時間は?」
仕事だからなんとかしてよ。

SOX法による統制も厳しい昨今、タイムカードと入退室管理システムから逃れて労働者は休日に仕事をします。
さて、ごく僅かながらに今まで出ていた残業手当はどこに行くんでしょうね。

多分、このホワイトカラーエグゼンプションのためにかかった内部処理費用の穴埋めに行くんじゃないかなぁ。

経理とか全くわかんない人間の勝手な発言ですが・・・