シラー

晩に読んだものを忘れないうちにメモ
理性(結合力・論理構成力)が表象に対して行う特性「結合」には二つの方向性があり、表象(あらわれ受け入れたもの)と他の表象とを組み合わせて理論理性となすか、表象と意思を組み合わせて実践理性(行為)となすか。理論理性となした場合は直観と概念という二つの形で受け入れられる。実践理性となした場合自由な行為と自由でない行為に分けられる。直観は感性によって与えられる。概念は理性によって与えられる(ただし感性も経由している)。直観が概念の形式に一致している時驚きを感じる。

明日に続く。

コメント:
意思とはどのような意味か?
なぜ二つの形なのか? 他に形式はないのか? 自由/非自由行為という分岐はカントの理論を前提している点で納得できるが…カントの意見をそのまま鵜呑みにしているならば、自由行為とは自由意志による選択、非自由な行為とは本能的行動。ここでの「本能」と理性(結合力)は全く関連性が無い。
つーか、カントの理性三部作読み直し? それはめんどい…
後感性と五感はやっぱり分化されてないか?
概念とは固定化された形式の形状であるから、偶然知覚して知ったものが固定化された形式と一致していれば驚きを感じる…ということか? 概念の模倣…それでは完全性への美に近い考え方。