2007-08-28 ■ 詩 遥かな無は 遠く 落ち行くべき空は 消え 今はこんなに近い 曇天 焼けつくような 空蝉の海 もがくことさえ 忘れ去り何をしている? 硝子のキャンディを口に含み 泥の靴で澄まして昼に尚暗い この鉄塊の中で 詩おうと?