32_ギルドの思惑

魔術師ギルドから依頼を受けっぱなしにしていたのを、すっかり忘れていました。
ラミナス「スキングラード伯に本借りパクされてるから、返してもらってきてよ。」
なんというパシリ。


しかしスキングラード伯爵といえば悪いうわさが絶えないお方。
曰く、死霊術士だの、ヴァンパイアだの…
まぁ気にしても仕方ないので、スキングラードに直行。闘技場のチャンピオンなめんな。


夕方に到着して突入すると、メルカトール(なんか地図の名前みたい)とかいう人にシャットアウトされます。
メルカトール「伯爵は会わない。話を伝えておくから翌日になってからこい。」
なんだか胡散臭いものを感じるものの、時間をおいて出なおすことに。
翌日、朝8時に出廷。

メルカトール「まだ24時間経ってねーよあばばばばばば!!!」
殺意で殺してやろうかこの男か女か地理学者か分からん奴め。


町を一通りぶらりと流して、夕方6時にやってくると、メルカトールが再び出現。


メルカトール「丑の刻に呪われた鉱山の前に来るんだな」
なんというフラグ。これは間違いなくリンチ。


というわけでそのまま呪われた鉱山前に直行。まんじりともせずひたすら回復魔法を連打して呪文修行にいそしむ。


べ、別に張り込んでる訳じゃないんだからね!
たださっきからずっと同じ場所に置いてあるクエストマーカーが気になってるだけなんだから!


(肝心のクエストマーカーは時折移動するものの、姿は見えず、生命感知の呪文も効かず。バグかな。)


そのままAM1時ぐらいまで待つと、なにやらメルカトールっぽい人と黒服っぽい集団が物影でごそごそやってるのを発見。


隠れ身して接近し、突撃お宅の晩御飯をやってみた。

ヨネスケ「こーんばんわー」

メルカトール「おやずいぶんとお早いお着きで。しかしそのままお休みボーイだっ!」

なんかめっさ死霊術士っぽい人と一緒に、メルカトールがナイフで殺しに来ます。
さ、流石に召喚術師含む4人を一気に相手にするのは分が悪いぞっ!
後退を繰り返し、助さんと一緒に敵を切り崩していきます。
…とそこに。
謎の男「トィヤー!」

なんか謎の男が割りこんできました。しかも素手で死霊術士をぶち殺していきます。すげぇ強ェwwww
なんですか誰ですかあなたは

謎の男「この伯爵、他人に名乗る名など持ち合わせていない!」
キングラード伯っすか!
というか、伯爵、なんか目が赤いんですけど…ついでになんかやたら犬歯するどいっすねハハハ。

謎の伯爵「私のことは放っておくがいいギルドの者よ! 私は死霊術士とは無縁の謎の男だ! いいな、スキングラードを200年平和に治めてきた善良な伯爵とは無関係だからな!」
へいへい。
つーかグレイプリンスのオヤジ殿といい、この世界の美形のヴァンパイアは全員カンフーマスターなのか。
くそ強ぇー。


というわけでラミナスの下に帰還。

ラミナス「やぁお帰り。返してもらえた?」
死霊術師とスキングラード伯は関係なかったぞなもし、と伝えてから、なんで本を返せとか嘘の目的を教えたのか聞いてみる。

ラミナス「本当の事を教えたら、スキングラードからのみかじめ金が減りそうでさ」
まぁ確かに…。