秩序のCODE

秩序
 ここで、「汝の法」とは所属コミュニティの法であるとする。
 法は義務、許可、禁止、免除の形式で行なわれる。
 義務があってはじめて免除が存在し、禁止があってはじめて許可が生ずる。
 従って、その大元の範囲が解除範囲より狭い場合は法としては逆転させてこれを見る。
 秩序のない混沌状態では全ての行為は義務を負わず、禁止されない。
 従って「全てのものを殺せ」という義務は存在するが、「全ての者を殺して良い」という免除は存在しない。「全てのものを殺すな」という禁止は存在するが、「全てのものを殺さなくて良い」という許可は存在しない。
 かつ、秩序はそれを遂行することで成立するものであるから、自己矛盾的な秩序は秩序の下にあるとはみなさない。「全てのものに嘘をつけ」という秩序はその行為が秩序を破壊するから、秩序的な秩序ではないとみなす。

Ip[秩序遂行]
1.可能な限り、汝の従う法に定められた行いのみを行ない、汝の成した秩序に従え
2.不測の事態が起こらぬ限り、汝の従う法に定められた行いのみを行ない、汝の成した秩序に従え
3.いかなる場合でも、それが秩序を乱さぬ限り、汝の従う法に定められた行いのみを行い、汝の成した秩序に従え

Op[秩序奨励]
1.それが使命に重大な影響を及ぼさぬ限り、彼を彼の従うべき法に従わせよ
2.汝の隣人に汝の従う法の正しさと完璧性を示し、その者を汝の従う法に従わせよ。敵わずば彼を彼の従うべき法に従わせよ。
3.全ての者に汝の従う法の正しさと完璧性を示し、その者を汝の従う法に従わせよ


In[自己混沌放逐]
1.法を犯さず、誠実であれ
2.欲を滅し、全ての変化に抗し、法を守り、いかなるものにも心乱されるな。
3.心を平静にし、全てを予測し、定めた通りに行動し、平らかにあれ。

On[対他混沌放逐]
1.それが全体の秩序を破らぬ限り、法に従わぬ者、法の根本を破る者を探しこれを放逐せよ。
2.使命に重要な影響を及ぼさない限り、法に従わぬ者、法の根本を破る者を探しこれを放逐せよ。
3.全ての混沌に対しこれを放逐する手段を考え、全力をもって遂行せよ。

さて、「混沌」のCodeですが、規定に困っています。というのも、混沌というのは秩序に対する対概念としてしかありえないため、秩序放逐と自己混沌化しかパターンがありえないんですよね。
秩序のCodeもそうですが、これではプレイするのが苦痛になってしまいます。
どうしよう。うーむ。