D&D

今回のD&Dは外伝です。というか、むしろ黒歴史です。
いや、途中まではいい出来でした。
フォーセイ様の謎の行動。派手な破壊。宝の地図。迫り来る暗殺者の影。船出、モンスターの襲撃、嵐、そして海賊船の登場…
問題は、海賊に協力して緋色団の秘密基地を叩き潰すことになった段。
入江にドラゴンタートルが住み着いてると聞き、一行は戦々恐々。タートルは脅威度9で、その直後に砦に潜入工作することを考えると、7レベルパーティーの一行には厳しい戦い。正直死者が出ておかしくない。きっかけはこの言葉だった。
「ポリモーフアザーで火炎耐性のあるファイアエレメンタルに化けるとか…」
「ポリモーフではアンデッド、人造、来訪者にはなれませーん。」
「あ…ファイアージャイアントっているじゃん。*1
じゃあそれで。
かくして、緋色団のひみつ基地を超大型グレートソードを持ったファイアージャイアントが襲撃。ありあまる筋力でドラゴンタートルを捻り潰し、そのまま正面から堂々は砦に突撃。
冷静に考えれば、能力値は変化しているとはいえヒットポイントが大して増えていない大型の連中にぶっ飛ばされるほど弱い構成はしていなかったのですが、この時点で時刻は既に朝の4時。酒も入り、DMの思考力はぶっとんでいました。
「…えーと。それじゃあ潜入して云々してるまでもないかなー…二人でグレートソードで大扉を乱打するとぶっ壊れたよ。兵士達は逃げ惑ってるね。」
超大型サイズならそんなこともあろうが、この程度の連中に破れるくらい城門は弱くないっつうの。
で、ボスも負けじと部下をクラウドジャイアントにかけ、ボスからはディスペルをぶっ放し、恐竜大決戦となりました。もうなんつーか。数字がインフレしすぎてて大笑い。
本当は、ここは適当に済ませて、PC達を真の姿に戻せるウィザードを捻ってしまった方が良かったんですが。
まぁなんだ。DMはルールよく確認してからセッションに臨みましょう。後、プレイヤーのルール解説には眉に唾をつけて(←これ重要)。
まぁ、どちらにしても耐火レジスト魔法やエンラージによるサイズ拡大に関しては予想していたので、レジストエレメント+15レベルwizスクロールを使用したのだ、ということにしておきます。後、徹夜セッションは危険。

*1:実際には、ポリモーフでは術者のHDを越えるモンスターには変化できない上、火炎などへの耐性はつきません。