厨房分が足りない。

厨房分とは、何の前触れもなしに唐突に襲ってくる、すれいやーず!とか天地無用!とかそんな雰囲気のTRPGをプレイしたくなる気分にさせる恐るべき因子である。暫く昔手前で作った自作TRPGで消化できまいかと悶々としていたが、しばらく前に見た退魔戦記がそんな感じだったのを思い出して買いに行く。
店員「退魔戦記はちょっと手に入らない状態が続いています」
そういう話なら、と、阿修羅ファンタジーを購入。システムが同じだから雰囲気も同じような感じだろう、という甘い読みだった。
ページを開けてみる。
…orz...
ぐあああ、汎用TRPGの汎用RPGシステムだと思って甘く見てた!!
何かPPPの二の舞の予感…5000が棚の肥やしに化けるのか…
「モンスター出現、こっちの敵はパピヨンだ!!」
「なにくそ、俺の魔法をお見舞いしてやる!!『ファイアーボム』!!」
えーと。
何か、やっぱりD&Dを超える独自性のあるゲームとなると、アレとかアレしかないのか・・・
同額なら偶然転がってた「タトゥーノ」と「熱血専用」を買ってきた方が良かったか…あの二つ、もう絶版だしな…
とりあえず、もうちょっと読み込んでみます。せめて自作TRPGに近いレベルの運用ができるなら、遊んでみるべきか…
ダメな場合、阿修羅ファンの人にスペアブックとして人身御供にして、代わりに退魔戦記借りてきます。

回復魔法が使えるのはクレリックぽいひとと侍とナイトのみですかそうですか。
つか、魔法習得に縛りのきつい背景設定が必要なのがどうにも。
このシステムじゃ、無しでやるとガチで死にそうだしなあ…うーん。
感想は「悪いシステムじゃないんだけど…」というところ。
ロールマスターとかと同じで、運用が重過ぎるのと、キャンペーンセッティングが面倒くさいのが理由で、棚のこやしになりそうな勢いだなァ。

個人的には、闘気法は全クラス使えるようにして欲しかった。それだとS=Fやれって話になるんだけどね。

とりあえずシナリオを作ってみたけど…D&Dでもできそうだなコレ。阿修羅ファンタジーの独自性を生かしたシナリオっとてどんなのかな。