アリアンロッドセッションログ

キャラクター紹介

キール・ド・セルバンテス(Wor/Smr) 35 male
 時おり時代言葉を話す世間知らずの戦士。騎士道を重んじる。水が苦手らしい。猪突猛進だが蛮勇ではない。かつての親友を事情があって探しているらしい。

アザゼル・フローズン(Thi/Gun) 17 female
 すれっからしの盗賊少女。魔族による望まれぬ不義の子で、母の死と共に冒険者に。父の形見の魔銃を手に今日も妖魔を狩る。実はすごくいい人なんじゃないかと思う。今回の主役。

セバスチャン(Aco/Wor) 53 male
 ヴァーナ(牙族)の従士。仕えた主人が三人連続病死する謎の運命を背負う。篤信のクレリックでもあるらしい。なんか死神が見えるとかいう噂がある。

サリエル・コートレット(Mag/Smn) 113 male
 エルダナーンの術者。父の遺した宝の地図の詰まった小箱を手に、一攫千金を狙いギルドを結成。こっそり黒い人。

ミヒロ・ルーシエ(Wor/Ren) 13 female
 父の遺言によりサリエルを頼り、病弱な体を癒す術を求める。弓矢の腕と槍の腕は幼いながら超一流。

ギルド:「白の剣」(蘇生/祝福)


以下の説明文はシナリオ集 ドレッドダンジョンの第一話のネタバレを含みます。

全体が自分が使ってたキャラクタのキール寄りになっているのはご愛嬌。

以下オープニング。


セバスチャンは三人目の主人の死に立会い、主人からいまわの際に自分が死神であるかのごとく告げられ、その場を立ち去る。

キールは探し人を探す旅の途中、行き倒れてしまう。行き倒れにあったところがアザゼルの焚き火の隣だったため、アザゼルに介抱され、息を吹き返す。キールは一宿一飯の恩義とばかりに、アザゼルの資金稼ぎに協力する旨を申し出る。
二人では心もとないので神官を探していたところ、道端で途方に暮れるセバスチャンと遭遇。キールとセバスチャンは双方姿、名前共に見知っており、お互い何か事情があるようだということで協力することに決める。

サリエルはミヒロを連れてギルドを結成し、仲間を募って一攫千金を得ようとしていた。そこに丁度ギルド登録しようとしていたキールアザゼル・セバスチャンの三人組みが到着し、セバスチャンとサリエルが知り合いであったため、全員でギルドを立ち上げることになる。

サリエルはメンバーに一枚の宝の地図を見せる。そこには、至高神の祝福を受けた聖剣が封印されている秘密の地下室への入り口が記されていた。
地下室に至る道は冒険者によって荒らしつくされた迷宮の片隅であり、そこまでは転送石でなんなく移動も可能だということで、早速の突貫を試みる。

地下室の秘密の入り口を開けると、そこには恐るべきモンスターが待ち構えていた。

  • - - - -

「にゃー。にゃー。」
ポーション欲しいにゃー。*1」((参考画像)

  • - - - -

ポーションをねだる恐怖のぬこによって貴重な回復資源を失ったギルドは、報復にアザゼルがその頭蓋を撃ちぬき、あるいはミヒロによるねこっかわいがりの刑をかましつつ、前進する。途中ゴーストとスケルトンに遭遇するも、被ってるシーツだけを遺して一瞬で殲滅。

その先に進むと、地下室であるにも関わらず通路に轟々と川が流れているところを発見。渡河は無理のようなので迂回する。

途中罠を回避しながら、扉を開けると、壊れかけのスティールゴーレム。なんか点滅していたので、アザゼルが頭にスコンと一発撃ち込むと案の定爆発。
その背後にあった木の扉が木っ端微塵になり、その背後にローブを着た人型生物が転がっていた。
抱え起こすとどうやら死体らしく、ここに逃げ込んでゴーレムに退路を断たれた冒険者らしい。遺書と共に後続の冒険者にアイテムを譲る旨が書かれていたのでこれをゲット。

曲がっている道を調査しに行くと、今度は10m*10mの生簀のような場所を発見。

  • - - - -

サリエル「これは泳ぐしかないですねー。」
キール「おおおおおお泳ぐ!? 泳ぐと申したか?!」
サリエル「おや、泳ぎは苦手ですかキールさん」
キール「わわわわわ我輩、その、決して、みみみみ水が苦手とかそういうことはっ!」
GM「そうすると、プールの中から蟹の手のようなものがひょいと出てくるよ」
キール「む、何奴!」
GM「その手はキールにむかってくいくい、と挑発するように手を動かすよ」
キール「ぐぬっ! こ、このキール・ド・セルバンテスを愚弄するかーっ!」
サリエル「しかし泳げないなら仕方ないですねぇ…」
GM「じゃあ、来ないなら蟹は両手を肩をすくめるように持ち上げるよ」
キール「かっ、蟹に【プロヴォック】されたーッ!!!」

  • - - - -


水中でジャイアントクラブと戦うのはあまりに無謀だということでプールも迂回し、残っている最後の通路に向かう一行。
最後の通路は無情にも落石で塞がれていた。
あの水路も川も通りたくないということで落石の奥を操作すると、奥に小部屋とバルブを発見。
部屋中に水音が流れているため、キールは辺りをしきりに気にしている。
アザゼルとセバスチャンが協力してバルブを締めはじめたので、キールも脂汗を流しながら参加。
音がして、水音が消える。
川に戻ってみると、川はすっかり干上がっており、その奥に行けるようになっている。
おくには過去の探索者の書き残した言葉があり、「剣を先にとれ」のような言葉が書いてある。
首を捻りつつ生簀に移動すると、生簀の中には干上がって動きの取れなくなったカニが三体。

  • - - - -

アザゼル「やっちゃっていいのかな?」
サリエル「射的の的ですな、これは。」
キール「おのれカニめ、よくも我輩を愚弄してくれたなっ!」

                                      • 試験放送-----------------------

キール「さて先を急ぐか(カニミソまみれで)」

  • - - - -

カニを始末してその奥の通路にある扉を開けると、そこにはゴーストとワイトとアンデッドナイト一体。
その奥に光り輝く剣が一本、刺さっている。
アンデッド連中は「ニクー」と叫びながら襲いかかってくる。

まず速攻でワイトが接近し、回避が難しい達成値で切りかかってくる。
セバスチャンとキールがプロテクションで光の防御壁を作ってこれを軽減しながら何とかしのぐ。
その間にサリエルがゴーストに火炎の嵐をぶつけて蒸発させ、サイドに回りこみながらアザゼルがワイトの横っ面に銃弾を叩き込んで削る。キールヴォルテクスアタックを早々にワイトにぶつけ、そのまま切りふせる。ミヒロは後方からワイトに射掛けるが、なかなか有効打にならない。
アンデッドナイトは急速接近し、セバスチャン、キールサリエルを巻き込んだ火炎放射を放つ。セバスチャンがキールをカバーしたため、セバスチャンのHPがえらいことに。

次のターン、アザゼルはがら空きになった後方に走り抜け、白い剣を抜き放つ。すると部屋が一瞬閃光が起こり、剣がなくなった。同時にアンデッドナイトが激弱体化する。
アンデッドナイトは今度は頭を振ってセバスチャン、キールサリエルに全体攻撃。全員軽減させつつも、かなりのダメージを受ける。
ミヒロが放った矢は今度はワイトの脳天にジャストミート。キールがそのまま肩から切り伏せ、ワイトはダウン。

次のターン、アンデッドナイトが追い討ち追撃しようとするも、これはアザゼルの銃撃によって弾かれる。このターンは全員がざくざく攻撃し、アンデッドナイトは既にボロボロ。次のターン、ミヒロが狙い済ました一矢をもって止めを刺す。
白い剣は一体どこにいったのかというと、アザゼル所有になって好きなときに出てくるとのこと。これは便利。

アンデッド連中はなぜいたのか、ローブの男の家族に何を伝えるか、なぜこんな場所の地図を持ってたのか、などなど、色々謎を抱えつつも、ギルド一行は危険な地下室から生きて脱出することに成功した様子。

経験点は20点で、全員レベルアップする模様。

*1:ポーションキャット。精神抵抗に失敗するとポーションを与えてしまう。